Mt. 8 Country
2004/7

ヒグラシの抜け殻
もう真夏の八国山です。
 八国山に入ってまず気がついたことは、いつもならば森でさえぎられているために地表が濡れた状態の場所が多いのに、殆どの場所が乾燥してひび割れ状態でした。それだけ雨が降っていないということです。北山小学校の裏から入ると、すぐに二つ池がありますが、上の池は水がありませんでした。こういった水不足が、生態系にどう影響してくるかが問題です。水辺や水分の多いところに集まる生物が減り、それを食べる生物が減り、最終的に一番影響が出るのが丘陵の頂点に立つ猛禽類などです。調査をしている人の話では、今年の春に生まれたオオタカの雛の半分は餓死してしまうであろうとのこです。どうにか恵みの雨に降ってもらいたいものです。
 次に気がついたことは、セミくんたちの鳴き声の種類です。都会の緑地ではヒートアイランド現象の影響か西日本のクマゼミが鳴いているそうですが、ここではアブラゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミです。道からそれて森の奥に入りじっとしていると、手の届きそうな場所にもミンミンゼミがとまり、じっくり観察することが出来ます。
 樹液の出ている木では、カナブンたちが集まって食事中でした。近くまで寄って観察していると、スズメバチが寄ってきたので、さっさと退散しました。

ミンミンゼミ

アブラゼミ

アブラゼミの抜け殻

ハグロトンボ

「仲良しレストラン」

オカトラノオ

6月の梅雨の間はキノコがとても目立ちましたが、
真夏になると花たちが少しずつ目立ちだします。
森の奥の日陰の多い場所と森の端の日向の多い場所では
咲く花が違い、そんな違いを見ていくのも観察の楽しいところです。


ミズヒキ

ヨウシュヤマゴボウ
(洋種山牛蒡)

ユウガギク

イヌゴマ

コスモス
 北山公園は、現在とてもカラフルです。
 今年は季節が早く進んでいるのか種まきが早かったせいか、コスモスは既に盛りを過ぎているようです。水不足もあるかもしれません。しかし、西側に田んぼがあるために、地下水をポンプで上げているのか田の脇から水を流しています。その流れには小魚がたくさん泳いでいました。
 この水によって、公園の中のいくつかの池には水が行き渡り、蓮池の蓮がとても綺麗でした。
 その他は、ヒマワリ畑がとても綺麗です。今年のヒマワリはとても背が高く、一部ビックリするよなノッポくんがいます。
 北山公園のカエルは、梅雨の間は形を潜めていたようですが、暑くなって一気に飛び出してきたようです。飼育しているヘビの餌用にカエルをとりにくる少年が、急に増えたといっていました。


次月は、少し秋を感じられるものが発見できればと思っています。

蓮の蕾

蓮の開花

ヒマワリ

キコスモス

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